兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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「平清盛」はオープニングだけ見ましたが、あとは見ません。
貴族社会の中で試行錯誤しながら、初の武家政権を打ち立てた、
ってな感じでエポックメイキングな人、
創造者であり先駆者、改革者ということで評価は高いのですが、
彼の死後に平家は滅んでしまったので、
おいしいところは全部頼朝に持って行かれたという感もあります。
貴族社会のドロドロっとしたところが苦手なので
(「坂の上の雲」にはないでしょ?)、今年も大河はパスします。
貴族社会の中で試行錯誤しながら、初の武家政権を打ち立てた、
ってな感じでエポックメイキングな人、
創造者であり先駆者、改革者ということで評価は高いのですが、
彼の死後に平家は滅んでしまったので、
おいしいところは全部頼朝に持って行かれたという感もあります。
貴族社会のドロドロっとしたところが苦手なので
(「坂の上の雲」にはないでしょ?)、今年も大河はパスします。
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大学時代の友人が、共著ですが『日露戦争兵器・人物事典』(歴史群像編集部)
を上梓したそうです。
ブログしか書けない身としては、自分の文章が書籍になるなんてうらやましい限りです。
去年は「戦国人物紹介」だけで80,000字書きましたが、
今年ももりもり書きます。
を上梓したそうです。
ブログしか書けない身としては、自分の文章が書籍になるなんてうらやましい限りです。
去年は「戦国人物紹介」だけで80,000字書きましたが、
今年ももりもり書きます。
正月のあいさつと、新年最初の「戦国人物紹介」をアップしたので、
普段の文章にしましょう。
世間との交わりを断ちたいといいますか、遁世願望を持っている私としては、
毎年の、年賀状を書くという行為は苦痛にも等しいのです(笑)
職場でも極力、人と交わりたくありませんし(社員ともお客さんとも)、
パソコンに向かって一人黙々と文章を書いていたいのです。
(それはもちろん、報告書にしろ稟議書にしろ、誰かに読まれることを前提としている文章ですが)
だから、プライベートで外に出て人と交わっているというのは大いなる例外であって、
矛盾です。
社会的な関係の中で生きざるを得ない人間としての、
本性に回帰する動きなのかもしれません。
ということで、毎年この時期にしか使わないプリンターを引っ張り出して来て
・・・年賀状を書こうと思ったら、高校の同級生との飲み会に遅刻していた・・・。
普段の文章にしましょう。
世間との交わりを断ちたいといいますか、遁世願望を持っている私としては、
毎年の、年賀状を書くという行為は苦痛にも等しいのです(笑)
職場でも極力、人と交わりたくありませんし(社員ともお客さんとも)、
パソコンに向かって一人黙々と文章を書いていたいのです。
(それはもちろん、報告書にしろ稟議書にしろ、誰かに読まれることを前提としている文章ですが)
だから、プライベートで外に出て人と交わっているというのは大いなる例外であって、
矛盾です。
社会的な関係の中で生きざるを得ない人間としての、
本性に回帰する動きなのかもしれません。
ということで、毎年この時期にしか使わないプリンターを引っ張り出して来て
・・・年賀状を書こうと思ったら、高校の同級生との飲み会に遅刻していた・・・。
タイトルは「いってい」ではなく「いちじょう」と読みます。
「そうなると確かに決まっている」意の古語的表現(新明解国語辞典・第四版)
死なんと戦えば生き、生きんと戦えば死す、
死ぬと思って(必死の覚悟で)戦うと生きるし、生きようと思って戦うと死ぬものだ、
と上杉謙信は言ったそうですが、今日は生かす瞬間を見ましたね。
直前まで死にそうだったわけですが。
あと、テクニカルなことや交渉事はこちらの仕事。
私たちの仕事の中には判断することも含まれますから、
時に厳しい決断を迫られることもあります。
殺す権利も生かす義務もありませんが、
決めることが殺すことにつながることもあるわけですから
(物騒な言い方で申し訳ありません)、
しんどいですよね。
「そうなると確かに決まっている」意の古語的表現(新明解国語辞典・第四版)
死なんと戦えば生き、生きんと戦えば死す、
死ぬと思って(必死の覚悟で)戦うと生きるし、生きようと思って戦うと死ぬものだ、
と上杉謙信は言ったそうですが、今日は生かす瞬間を見ましたね。
直前まで死にそうだったわけですが。
あと、テクニカルなことや交渉事はこちらの仕事。
私たちの仕事の中には判断することも含まれますから、
時に厳しい決断を迫られることもあります。
殺す権利も生かす義務もありませんが、
決めることが殺すことにつながることもあるわけですから
(物騒な言い方で申し訳ありません)、
しんどいですよね。
年内の「戦国人物紹介」大内義隆の次、陶晴賢まで書いて、来年は毛利家スペシャルと進みたいところですが(きっとあまりニーズはないだろう)、その前にまたコラム的に「道理」について書いてみたいなと。
陶晴賢だって、何の考えもなしに謀反を起こしたわけではないんですよ。彼には彼なりの道理があったはずです。主君を殺した彼を弁護するわけではありませんけどね。
どうり 【道理】
1.世間で正しいと認めた、行いの筋道。
2.(そうなるのが正しい、という)理屈。「子供に分かる道理(=わけ)が無い」
どうりで 【道理で】
前から不審に思っていた事のわけが今やっと分かったという主体の気持ちを表す。「二人は兄弟か。道理で(=なるほど)よく似ている」
(新明解国語辞典・第四版)
成文化された「法」ではありませんが、それに近い(みんなが認める)「ルール」という意味もありますし、「道理で」は「納得」に近い意味も持ちます。中世における「道理」の意味を探りながら、聖徳太子の十七条憲法に飛び、さらに現代の日本的民主主義についても考えることができればと思っています。
陶晴賢だって、何の考えもなしに謀反を起こしたわけではないんですよ。彼には彼なりの道理があったはずです。主君を殺した彼を弁護するわけではありませんけどね。
どうり 【道理】
1.世間で正しいと認めた、行いの筋道。
2.(そうなるのが正しい、という)理屈。「子供に分かる道理(=わけ)が無い」
どうりで 【道理で】
前から不審に思っていた事のわけが今やっと分かったという主体の気持ちを表す。「二人は兄弟か。道理で(=なるほど)よく似ている」
(新明解国語辞典・第四版)
成文化された「法」ではありませんが、それに近い(みんなが認める)「ルール」という意味もありますし、「道理で」は「納得」に近い意味も持ちます。中世における「道理」の意味を探りながら、聖徳太子の十七条憲法に飛び、さらに現代の日本的民主主義についても考えることができればと思っています。