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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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相撲などは「勝負が決まった」あとに、
駄目を押すのはタブーという考えがあるようです。
相手を押し出して土俵を割らせたのに、
さらに押して「駄目を押す」というのは、
それこそダメという考えです。
(まあ、危ないですし)

逆に負けた方(正しくは、負ける方、負けそうな方)は、
じたばた見苦しいそぶりをせずに、
負けを認める、という暗黙の了解があるのかもしれません。
(土俵際で粘るのとはまた別)

今日の白鵬が琴奨菊を負かした取り組みなどを見ていると、
琴奨菊が転がした時には、白鵬はもうその先を見ていません。
これはもう高みに到達した人の、極みというべき地点かもしれません。

もちろん、勝負が決まるまで、手を抜かないというか
(白鵬が手を抜いているということではない)、
サッカー女子の澤選手あたり、
ボールが相手選手を通り越して、ゴールに向かっている時でも
(そのままでもゴールは決まることはほぼ確実と思われる場面)、
最後までボールを追いかけて、追いつけば、ゴールにシュートする、
というのも気持ちとしては大事なことで、
これはまたそれぞれ、向かうところは同じで、
気持ちを行動に表す、表し方が違うのだろうと思います。




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大相撲夏場所・初日

逸ノ城は電光石火の突き落としだなー。

さすがの白鵬も面食らったのでは。

代打オレ、はともかく、

早くも今シーズン3度目のサヨナラ勝ちとのことで、

期待は持たせてくれます。


どこか早いうちに「失速」するでしょうから、

最初くらいは楽しませてほしいものです。


中日5連勝

広島黒田倒、八木復活!

開幕3連敗で今年も終了かと思いましたが、

いまのうちに喜んでおきましょう。

若手がぽつぽつと出てきているのが、将来の楽しみかな。



大相撲春場所 千秋楽

立行司、木村庄之助もお疲れ様でした。


千秋楽の日馬富士の意地というか、執念も見せてもらいました。

白鵬も優勝して、また外野から何を言われるかわかりませんが、

勝つことが一番の薬というか、優勝して雑音を封印してほしいものです。

「憎たらしいほどに」と形容されるような

強さの域に達してきたのかもしれません。


今場所は照ノ富士に注目していましたが、

遠藤も応援していただけに、負傷休場は残念です。

来場所の復帰も厳しいかな。


今場所もそうそうに白鵬の一人旅になって、

13日目(金曜日)には優勝が決まるかと思っていたら、

白鵬が照ノ富士に負けるともつれてしまい、

優勝決定戦の可能性もあるかも、となるのですから、

勝負というのは面白いものです。


何人か白鵬の後継をうかがうような逸材が出てきましたが、

白鵬から見れば、後を託すに足るような人材が出て来たと

思っているのでしょうか。

まだまだその座を譲るわけにはいかないので、

しばらくは壁として立ちはだかってほしいですね。


千代の富士と貴花田の一戦が、

千代の富士に引導を渡したように、

こうやって第一人者の地位だけでなく、

精神のようなものも引き継がれていくのかと思うと、

過去からの経緯、歴史を見続けていくのも大切です。


さて、来場所の照ノ富士がますます楽しみになりました。

研究やマークが厳しくなるかと思いますが、

変にメディアや周囲に引き回されて、

稽古を怠ることがないよう願います。

まだまだのびしろがあるように思えます。

では、また来場所でお会いしましょう。


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